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2012年05月29日(火)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.17】M&A Biz 辻松律男社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.17】M&A Biz 辻松律男社長
「M&Aの目的」(12.05.29)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』6月号掲載予定の「みんなが幸せになるM&A」の取材で、
M&A専門コンサルタントであり、経営ブロガーでもあるM&A Biz・辻松律男社長にお話をうか
がいました。
辻松社長です。
M&A Biz ホームページ >>>
辻松社長のブログ >>>
辻松社長はこういいます。
「M&Aといえば、いまだに『敵対的買収』『乗っ取り』といったネガティブなイメージをもつ
人が多いかもしれませんが、近年では中小企業同士のM&Aが、前向きな事業承継のケースとし
て増え始めています。それだけ、後継者不足に悩んでいる企業が多いという世相を反映している
ように思います」
取材では、最近のM&Aに関する動向と、実際に売り手、買い手の立場になった際に、双方で留
意すべきポイントなどを中心にお話をうかがいました。あわせて、辻松社長のご紹介で、昨年、
M&Aを成約した買い手、売り手双方の経営者にも取材をさせていただく機会を得ました。
おかげさまで、トップの率直な声をお伝えする弊誌らしさが出た記事になったと感じております。
詳しくは、6月1日発売予定の『ニュートップリーダー』6月号をご覧いただければと思います。
こうした記事ができたのも辻松社長のご尽力があってこそです。辻松社長に厚く御礼申し上げま
す。そして、M&A成約事例としてご登場いただきました、株式会社精工の林社長、ブラザー機
械工業株式会社の創業者・染谷様にも御礼を申し上げたく思います。
ありがとうございました!
株式会社精工ホームページ >>>
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2012年05月28日(月)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.16】大阪製罐 清水雄一郎常務
【編集部・田中ガクの取材日記vol.16】大阪製罐 清水雄一郎常務
「カンカンマン」(12.05.28)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』6月号掲載予定の新連載「最強のネット拡販術〈実践編〉」
の取材で、著者である株式会社創・代表取締役の村上肇社長とともに、大阪府東大阪市に本社を構
える大阪製罐を訪ね、同社の清水雄一郎常務にお話をうかがいました。
同社の創業は1948年。現在は、清水常務の父で二代目にあたる浩一氏が社長を務めています。菓
子缶をメインとする製缶と、オフィス・工場向けのスチール製什器を二本柱に事業を展開する同社
は、清水常務が主導して、ホームページからのネット拡販を手がけて、順調に新規顧客を獲得して
います。
清水常務です。
大阪製罐ホームページ >>>
缶パッケージのホームページ >>>
スチール製什器のホームページ >>>
同社のウェブマスターを務める清水常務は、村上社長の指導を受けながら、缶パッケージに特化し
たホームページを開設し、辛抱強く情報発信をし続けることで成果を上げてきました。それだけで
なく、清水常務はホームページの作成を通じて自社の「潜在価値」に気づいたそうです。
村上社長によれば、このことはネット拡販を手がける際に非常に重要なことだそうです。長年、事
業を継続してきた企業には必ず潜在価値があり、それを掘り起こすことで、そのままホームページ
のコンセプトとなるからです。そのほかにも、同社ではホームページの作成や運用を通じて様々な
メリットを得ることができました。詳しくは、6月1日発売予定の『ニュートップリーダー』6月号
をご覧いただければと思います。
大阪製罐には、缶缶大好きのカンカンマンがいるそうで、缶のことや日々の実践、気づきなどを綴
っています。
缶缶ヒーロー・カンカンマンのブログ >>>
実際の戦隊ヒーローのような容姿であり、僭越ながら、日々奮闘している姿に愛嬌があります。
ぜひ、ご覧になってみてください。
お忙しいなか取材のお時間を頂戴した清水常務に、厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました!
* * *
本連載の著者で、株式会社創・代表取締役の村上肇社長が、ローリスクで地道に「市場創造、開拓」
ができる“WEB商いの達人”をめざす実践社長塾を6月より月1回(全6回)、大阪で開催します。受
講料は1回5000円(税込)です。くわしくはこちらをご覧ください。
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2012年05月26日(土)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.15】ミナロ 緑川賢司社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.15】ミナロ 緑川賢司社長
「給食」(12.05.26)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』6月号掲載予定の「中村智彦の日本一訪ねたい工場」の取
材で、横浜市金沢区に本社を構えるミナロを訪ね、同社の緑川賢司社長にお話をうかがいました。
同社の創業は2002年。おもに木型やモックアップ、治具の製造を手がけている同社は、創業当
時からホームページを通じた営業にこだわっているという特長があります。詳しくは6月1日発売
予定の『ニュートップリーダー』6月号をご覧いただければと思います。
緑川社長です。右は豹のモックアップ。
ミナロ・ホームページ >>>
同社のホームページには、これまでに手がけてきた仕事やその期間などが数多く掲載されていま
す。緑川社長は、こうおっしゃいます。「沿革や崇高な企業理念なんて載せる必要はないんです。
当社が何を扱う工場か、一目でわかることと、顧客が欲しいと思える写真や言葉が目に入ること
が何より大切なんです」。そして、同様に“好きなものをつくること”も重要視しておられ、通常
の作業の合間に制作した、製造業関係者に人気のマンガ『下町鉄工所奮闘記ナッちゃん』の主人
公であるナッちゃんのモックアップや、人気アニメの主人公が乗り込む兵器など、制作期間とと
もに掲載されています。
同社の事務所には、等身大のナッちゃんのモックアップなど、実際に手がけた作品が並んでおり、
町工場というよりも「工房」の雰囲気でした。
そうした事務所の並びには、なにやら変わった部屋がありました。会議室のようにも見えますが、
まるで小洒落たカフェか居酒屋のようなスペースです。畳みが敷かれて、掘りごたつ風のテーブ
ルが備え付けられており、その奥にはキッチンスペースがあります。
緑川社長は「打ち合わせも宴会もできるスペースなんです。週1回、ここで社員たちに給食を振る
舞います」といいます。同社社員の平均年齢は若く、バランスのよい食事を心がける人が少ない
ことを知った緑川社長のお母様が社員のために昼食を作るのだそうです。ときには、取引先の人
なども一緒に食べるそうで、給食を目当てにお昼時の前に同社を訪れる方もいらっしゃるとか…。
(週1回、社員で給食をともにするスペース)
小さな会社だからこその工夫かと思いますが、こうしたことが社長や社員との間の信頼関係を育
むもとになり、ともに楽しく仕事を進める秘訣になっているのではないかと感じた次第です。
取材当日は、会社休業日である土曜日であったにもかかわらず、長時間の取材にご対応いただい
た緑川社長に厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました!
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2012年05月25日(金)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.14】長濱製作所 立入勘一社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.14】長濱製作所 立入勘一社長
「好業績の秘訣」(12.05.25)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』6月号掲載予定の特集「逆風に打ち勝つヒント」の事例の取
材で、京都市南区に本社を構える長濱製作所を訪ね、同社の立入(たちいり)勘一社長にお話をう
かがいました。半導体製造装置や医用検査機器、科学分析機器などの部品加工、組立などを手がけ
る同社は、08年のリーマンショックのときには売上を落としたものの、いち早く業績を立て直し、
09年以降は営業黒字を計上。昨11年度は過去2番目の売上高を上げています。
立入社長です。(Photo by 丸川博司)
長濱製作所ホームページ >>>
京都市内の住宅街に本社工場を置く同社は、その立地の利点を最大限に活かした短納期体制を確立
するため、5年前から多品種小ロット生産、加工に適した「着手日管理」を導入。そうした実績が
評価され、ことし2月には、優れた事業計画に基づいて積極的な経営革新に取り組む中小企業を京
都市が認定する「オスカー認定」を受けました。
こうした実績は、同社がリーマンショックなどの逆風が吹き荒れる中にあっても、その逆風が収ま
ったときのことを見越して、設備投資や人材育成に取り組んできた結果です。詳しくは、6月1日
発売予定の『ニュートップリーダー』6月号をご覧いただければと思います。
取材後には、立入社長にご案内していただき、工場見学をさせていただきました。5S(整理・整
頓・清掃・清潔・躾)が徹底されている工場内はとてもきれいで、そうした状態を保つための工夫
を随所に目にすることができました。
(作業台には、必要な工具などが所定の位置におさめられていました)(Photo by 丸川博司)
現場で作業をしている社員さんたちも手が離せない場合を除いて、皆さん脱帽し、元気に挨拶をし
てくださいました。大変僭越ながら、業績のよい会社というのは、まず現場の雰囲気がよいことを
実感します。同社では工場見学を積極的に受け入れておりますので、ご興味がある方は、ぜひ同社
を訪ねてみていただければと思います。
立入社長は、「開き直りと思われるかもしれないけども、苦しいときこそ、トップが明るく元気に
振る舞って活動することが重要」とおっしゃいます。そのためにも、毎日のように現場を歩き、社
員に積極的に声をかけて回っているそうで、おおむね、1日に1万2000~3000歩を歩かれるそう
です。立入社長のそうした日々の積み重ねが同社に元気をもたらし、好業績に導いているのだと感
じた次第です。
ちなみに、立入社長には経営者会報ブログやe製造業の会などの会合などを通じて、当編集部は日
頃よりお付き合いをさせていただいています。お目にかかる際には、経営の楽しさややりがいなど
について率直にお話をしてくださいます。編集長の酒井は、立入社長と頻繁にメールのやりとりを
させていただいており、同社の業績について把握していたからこそ、今回の特集にご登場願った次
第です。
とはいえ、急な取材のお願いにもかかわらず、長時間にわたりお時間を賜りました立入社長に厚く
御礼申し上げます。
ありがとうございました!
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2012年05月24日(木)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.13】永光 小山良社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.13】永光 小山良社長
「商売を通じて人生を楽しむ」(12.05.24)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先々月、月刊『ニュートップリーダー』5月号掲載の「この人に訊く!」の取材で、大阪市西区に本
社を構える永光を訪ね、同社の小山良(ただし)社長にお話をうかがいました。同社は、おもに輸入
雑貨を扱い、国内累計600万個以上を販売した「かるがも時計」など、ヒットを生み出すことが難し
いといわれる業界で、40近いミリオンセラーを世に送り出してきました。
小山社長です。
小山社長には、斬新なアイデアを発想し実現するための要諦であり、ご自身が大切にされている「四
訓」の考えについて、うかがいました。
小山社長は、幼少の頃からの化学好きが高じて、学生時代に当時一大ブームになっていたボウリング
のレーン用塗料を自ら開発して、友人の父親に社長を任せる形で日本ケミーという会社を学生起業し
たり(社長の急逝などにより会社は清算)、現在の永光という会社ももともとは、旅行代理店業を営
む会社として創業するなど、様々なことを手がけてきました。
小山社長のこれまでの略歴を聞くと、一貫性がないように見えるかもしれません。ですが、人々との
縁があったからこそいまがあると小山社長はいいます。実際にお話をうかがうと、大変僭越ながら、
人から頼られると嫌とはいえない性格と化学の知識を究めたことが、そうした実績を築き上げる土台
となっており、何より商売を通して人生を楽しもうとする姿勢をもっておられるから、様々なことに
トライし成功しているのだと感じました。詳しくは、5月1日発売の『ニュートップリーダー』5月号
をご覧いただければと思います。
小山社長は著書を上梓されていますので、ご興味のある方は、こちらもご覧ください。
『35年間に38回のミリオンセラー〈100万個販売〉を達成した男』
当日は、あいにくの雨模様の中、午前中から取材のお時間を頂戴しました。お昼ご飯までごちそうし
てくださり、長時間にわたりご対応いただきました小山社長に厚く御礼申し上げます。
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2012年05月23日(水)更新
【編集部・田中ガクの取材日記・番外編】虎鯖をめぐる旅・1
【編集部・田中ガクの取材日記・番外編】虎鯖をめぐる旅・1
「岡山編」(12.05.23)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
過日の岡山への取材の帰路、岡山駅前にある髙島屋を訪ねました。
経営者会報ブロガーである八戸ニューシティホテルの谷口常務、板長にお目にかかるためです。
同店で催事に出店中だった板長には事前に来訪を伝えずに、虎鯖ブースの前に足を運ぶと、板長は
目を点にして、「はぁ~、なんであんたがここにいるの~」といいながらも、お忙しいなか、いろ
いろとお話をしてくださいました。そして、虎鯖ブースを担当していた売り子さんには、「こんな
ところまで板長を追いかけてくるなんて、完全にストーカーですね」と言われました(笑)。
(髙島屋岡山店で催事に出店中の板長・谷口常務と虎鯖のブース)
はい。自分自身でも明らかに、そうなのだと思います。出張の際に、近くで板長が出店中であれば、
可能な限り、追いかけていきたいと思います! 私の虎鯖をめぐる旅は続きます。さて、次はどこ
で板長にお目にかかれるか、楽しみにしています。
板長、驚かせて申し訳ございません。同日、購入しました虎鯖もおいしく頂戴しました。ありがと
うございました!
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2012年05月22日(火)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.12】ダイヤ工業 松尾正男社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.12】ダイヤ工業 松尾正男社長
「自律的な組織風土」(12.05.22)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
過日、月刊『ニュートップリーダー』5月号の特集「『自ら動く人材』が育つ会社の法則」の事例
の取材で、岡山市南区に本社を構えるダイヤ工業を訪ね、同社の松尾正男社長にお話をうかがいま
した。同社は、1963年設立。コルセットなどの医療用製品の製造・販売を手がけ、おもな顧客と
する接骨院の細かなニーズに応えて成長してきた、業界のフロントランナーといえる存在です。接
骨院は全国に約4万あるそうですが、同社はそのうちの約6割と取引があるといいます。
松尾社長です。
ダイヤ工業ホームページ >>>
同社のそうした実績を支えているのが、知識や技術の向上に励む社員たちの日々の努力です。たと
えば、接骨院の先生からの専門的な観点の問い合わせなどを受けることができるよう、社員の皆さ
んの発案で2年ほど前から有志15名ほどが週1回、就業前の1時間に自主的な勉強会を開催してい
ます。
自律的に学び、動く組織風土ができあがっている同社ですが、もちろん、自然にこうした組織がで
きあがっていったわけではありません。松尾社長が二代目として会社を引き継ぎ、先代が掲げた同
社の「我が社は顧客のニーズに応える医療用品の提供を通じて社会に貢献する」という経営理念の
大切さに気づかれ、その実現をめざして社内改革に取り組んだ結果なのです。詳しくは5月1日発
売の『ニュートップリーダー』5月号をご覧いただければと思います。
(同社のカスタマーサポート部門。自主的に勉強会を開催し、専門知識の習得に努めています)
今回の特集のテーマからは離れますが、取材の最後に松尾社長は自社について、「母性本能をくす
ぐる会社なのかもしれません」とおっしゃっていました。
医療用のコルセットを開発する際や、新たな販路を模索する際には、大手企業や政府機関、岡山県
庁など、様々なところが手をさしのべてくれるのだそうです。
取材中、自社について話をされる松尾社長は、とても楽しそうでした。自社が手がける新製品や方
向性などについても開けっぴろげに語ってくださいました。大変僭越ながら、松尾社長がそのよう
にトップとして各方面に対して情報発信をされているからこそ、様々な支援が舞い込んでくるので
はないかと、思った次第です。
お忙しいなかお時間を割いていただいた松尾社長に厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました!
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2012年04月02日(月)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.11】旭電機化成 原守男専務
【編集部・田中ガクの取材日記vol.11】旭電機化成 原守男専務
「経営者勉強会」(12.04.2)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』4月号掲載の「経営者会報ブロガーレポート」の取
材で、大阪市東成区に本社を構える旭電機化成を訪ね、同社の原守男専務が主宰する経営
者同士の勉強会「原塾」に特別参加させていただきました。勉強会についてのお話をうか
がった際の模様は、こちらをご覧ください。 >>>
今回は、実際に勉強会の末席をけがし、どのようなやりとりが行なわれているのかを、改
めて体験させていただきました。
勉強会の様子です。
旭電機化成ホームページ >>>
当日は、原専務を含め合計7名の経営者の方々が参加されました。コーディネーター役の
原専務が話をリードして勉強会が進んでいくなかで、他の皆さんが疑問に感じたことや気
づきを得たことなどを積極的に発言します。そうすることで、他の方も意見を発するよう
になり、議論が深まっていきました。
一つひとつのことに対して、立ち止まって皆で考えていくスタイルであり、こうした経営
者同士の勉強会に初めて参加させていただきましたが、とても実践的な会だと感じました。
詳しくは、『ニュートップリーダー』4月号をご覧いただければと思います。
原専務が、『ニュートップリーダー』の記事について、ブログを綴ってくださっています。
>>>
当日、参加された経営者の皆様(順不同)
・オークマ工塗 大熊重之社長
弊誌2012年1月号「キラリと光るスモールカンパニー」にご登場いただいた塗装業を手
がける会社です。
・ケンテック 川端健一社長
真空熱処理・無産化処理・各種熱処理・ファインコーティングVC・機械加工を手がける
会社です。
・田代珈琲 田代和弘社長
コーヒー豆の海外直輸入・自家焙煎・販売を手がける会社です。
・カーレ 泉一子社長
インテリアデザイン・リフォームを手がける会社です。
・リーガルアシスト 西村介延代表
社会保険労務士事務所で、西村代表は当会のブロガーの方です。
・オペラ歌手 野村ゆみ氏
アルトからコロラトゥーラソプラノまで歌いこなせる音域の広さを持ち、ボイストレー
ニングにも定評のあるオペラ歌手さんです。
(勉強会終了後、オペラ歌手の野村ゆみ氏に個別アドバイスをする原専務)
経営者の方がいま、どういったことを考えているのか、といったこともうかがい知ること
ができ、私自身、とても勉強になる機会でした。原専務はじめ、参加された経営者の皆様
に厚く、御礼申し上げます。ありがとうございました!
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2012年03月30日(金)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.10】杉野ゴム化学工業所 杉野行雄社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.10】杉野ゴム化学工業所 杉野行雄社長
「江戸っ子1号」(12.03.30)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』4月号掲載予定の「キラリと光る スモールカン
パニー」の取材で、東京都葛飾区に本社を構える、杉野ゴム化学工業所を訪ね、同社の
杉野行雄社長にお話をうかがいました。同社は、創業1956年、おもに工業用のゴム製
品の開発・製造を手がける会社です。米国の3M社や国内大手製造業などからの開発を
請け負うなど、ゴム製品業界ではその名が知られている同社ですが、現在、とてもユニ
ークな取り組みを進めており、注目を集めています。その取り組みとは、東京と千葉の
中小企業同士で連携して世界初となる商業深海探査機の開発プロジェクトの展開です。
杉野社長です。
杉野ゴム化学工業所ホームページ >>>
「江戸っ子1号」と名付けられた深海探査機は、水深8000メートルの水圧にも耐え、
海底の様子を撮影したり、その泥を採取するといいます。しかも、価格は1台200万~
400万円を想定しており、運用コストも低額です。周囲を海に囲まれる日本には、豊富
な海洋資源がありますので実際に運用が始まれば、多くの貴重な発見をもたらしてくれ
るのではないかと思います。
詳しくは、4月1日発売予定の『ニュートップリーダー』4月号をご覧いただければと
思います。
(試験機に搭載されるガラス球。水深8000メートルの水圧にも耐えるそうです)
深海探査機の開発プロジェクトは、一度、頓挫しそうになるなど、杉野社長は大変な苦
労を重ねられたそうです。苦労を乗り越え、ついに試験機の耐圧テストを間近に控えた
なかでの取材でした。お忙しいなかお時間を割いていただいた杉野社長に厚く御礼を申
し上げます。
実際にお話をうかがい、日本の将来において大きな可能性を切り開く取り組みであると
感じました。大変僭越ながら、杉野社長が開発プロジェクトについて語るときの嬉々と
した表情が、とても印象的でした。楽しんでおられるからこそ、困難なプロジェクトで
あっても推し進めていくことができるのでしょう。
杉野社長、ありがとうございました!
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2012年03月29日(木)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.09】ざびえる本舗 太田清利社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.09】ざびえる本舗 太田清利社長
「銘菓ざびえる」(12.03.29)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』4月号掲載予定の「特集・わが社はこうして生ま
れ変わった」の事例の取材で、大分県大分市に本社を構える、ざびえる本舗を訪ね、同
社の太田清利社長にお話をうかがいました。同社は、太田社長がもともと営業課長を務
めていた会社の事業を元社員7名で引き継ぐことになった会社で、大分銘菓として県民
の方々に親しまれている「ざびえる」などの製造・販売を手がけています。
太田社長です。
ざびえる本舗ホームページ >>>
もともと「ざびえる」を手がけていたのは菓子製造・販売の長久堂でした。しかし同社
は、2000年10月に自己破産してしまいました。
当時、55歳だった太田社長は、地元からの「ざびえる」を惜しむ声や取引先の社長の言
葉に背を押されて事業を引き継ぐことを決意し、元社員とともに新会社である「ざびえ
る本舗」を設立。半年後の2001年4月20日に「ざびえる」の再販売を開始しました。
現在では、長久堂が販売していた頃よりも販路を広げ、名実ともに大分銘菓として「ざ
びえる」を復活させています。
(銘菓「ざびえる」です。一口大で、小麦粉にバターをきかせた西欧風の皮の中に
純和風の白餡が詰められ、ラム酒につけ込まれたレーズンがほのかに香ります)
新会社を設立するにあたって、太田社長はどのように事業展開をしていったのか、詳し
くは4月1日発売予定の『ニュートップリーダー』4月号をご覧いただき、組織を生ま
れ変わらせるうえでのヒントを感じていただければ、幸いです。
太田社長はおだやかで、長久堂が自己破産さえしなければ会社を起こすようなタイプの
方ではなかったと拝察します。「ざびえる」を愛する気持ちと責任感がそれだけ強かっ
たのでしょう。「地元の応援があったからこそ復活できた」と太田社長はおっしゃいま
したが、大変僭越ながら、太田社長のお人柄と気持ちがあったからこそ、そうした地元
から応援を受けられたのではないかと思いました。
長時間にわたり、丁寧にお話をしてくださり、焼きたてのざびえるまでごちそうしてく
ださいました。
太田社長、ありがとうございました!
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