経営者会報ブログ編集部 | 経営者会報 (社長ブログ)
編集部からの『お題』や、明大生と経営者の『一問百答』など、記事のテーマや大切なお知らせをお届けします!
2012年04月02日(月)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.11】旭電機化成 原守男専務
【編集部・田中ガクの取材日記vol.11】旭電機化成 原守男専務
「経営者勉強会」(12.04.2)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』4月号掲載の「経営者会報ブロガーレポート」の取
材で、大阪市東成区に本社を構える旭電機化成を訪ね、同社の原守男専務が主宰する経営
者同士の勉強会「原塾」に特別参加させていただきました。勉強会についてのお話をうか
がった際の模様は、こちらをご覧ください。 >>>
今回は、実際に勉強会の末席をけがし、どのようなやりとりが行なわれているのかを、改
めて体験させていただきました。
勉強会の様子です。
旭電機化成ホームページ >>>
当日は、原専務を含め合計7名の経営者の方々が参加されました。コーディネーター役の
原専務が話をリードして勉強会が進んでいくなかで、他の皆さんが疑問に感じたことや気
づきを得たことなどを積極的に発言します。そうすることで、他の方も意見を発するよう
になり、議論が深まっていきました。
一つひとつのことに対して、立ち止まって皆で考えていくスタイルであり、こうした経営
者同士の勉強会に初めて参加させていただきましたが、とても実践的な会だと感じました。
詳しくは、『ニュートップリーダー』4月号をご覧いただければと思います。
原専務が、『ニュートップリーダー』の記事について、ブログを綴ってくださっています。
>>>
当日、参加された経営者の皆様(順不同)
・オークマ工塗 大熊重之社長
弊誌2012年1月号「キラリと光るスモールカンパニー」にご登場いただいた塗装業を手
がける会社です。
・ケンテック 川端健一社長
真空熱処理・無産化処理・各種熱処理・ファインコーティングVC・機械加工を手がける
会社です。
・田代珈琲 田代和弘社長
コーヒー豆の海外直輸入・自家焙煎・販売を手がける会社です。
・カーレ 泉一子社長
インテリアデザイン・リフォームを手がける会社です。
・リーガルアシスト 西村介延代表
社会保険労務士事務所で、西村代表は当会のブロガーの方です。
・オペラ歌手 野村ゆみ氏
アルトからコロラトゥーラソプラノまで歌いこなせる音域の広さを持ち、ボイストレー
ニングにも定評のあるオペラ歌手さんです。
(勉強会終了後、オペラ歌手の野村ゆみ氏に個別アドバイスをする原専務)
経営者の方がいま、どういったことを考えているのか、といったこともうかがい知ること
ができ、私自身、とても勉強になる機会でした。原専務はじめ、参加された経営者の皆様
に厚く、御礼申し上げます。ありがとうございました!
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2012年03月30日(金)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.10】杉野ゴム化学工業所 杉野行雄社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.10】杉野ゴム化学工業所 杉野行雄社長
「江戸っ子1号」(12.03.30)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』4月号掲載予定の「キラリと光る スモールカン
パニー」の取材で、東京都葛飾区に本社を構える、杉野ゴム化学工業所を訪ね、同社の
杉野行雄社長にお話をうかがいました。同社は、創業1956年、おもに工業用のゴム製
品の開発・製造を手がける会社です。米国の3M社や国内大手製造業などからの開発を
請け負うなど、ゴム製品業界ではその名が知られている同社ですが、現在、とてもユニ
ークな取り組みを進めており、注目を集めています。その取り組みとは、東京と千葉の
中小企業同士で連携して世界初となる商業深海探査機の開発プロジェクトの展開です。
杉野社長です。
杉野ゴム化学工業所ホームページ >>>
「江戸っ子1号」と名付けられた深海探査機は、水深8000メートルの水圧にも耐え、
海底の様子を撮影したり、その泥を採取するといいます。しかも、価格は1台200万~
400万円を想定しており、運用コストも低額です。周囲を海に囲まれる日本には、豊富
な海洋資源がありますので実際に運用が始まれば、多くの貴重な発見をもたらしてくれ
るのではないかと思います。
詳しくは、4月1日発売予定の『ニュートップリーダー』4月号をご覧いただければと
思います。
(試験機に搭載されるガラス球。水深8000メートルの水圧にも耐えるそうです)
深海探査機の開発プロジェクトは、一度、頓挫しそうになるなど、杉野社長は大変な苦
労を重ねられたそうです。苦労を乗り越え、ついに試験機の耐圧テストを間近に控えた
なかでの取材でした。お忙しいなかお時間を割いていただいた杉野社長に厚く御礼を申
し上げます。
実際にお話をうかがい、日本の将来において大きな可能性を切り開く取り組みであると
感じました。大変僭越ながら、杉野社長が開発プロジェクトについて語るときの嬉々と
した表情が、とても印象的でした。楽しんでおられるからこそ、困難なプロジェクトで
あっても推し進めていくことができるのでしょう。
杉野社長、ありがとうございました!
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2012年03月29日(木)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.09】ざびえる本舗 太田清利社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.09】ざびえる本舗 太田清利社長
「銘菓ざびえる」(12.03.29)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』4月号掲載予定の「特集・わが社はこうして生ま
れ変わった」の事例の取材で、大分県大分市に本社を構える、ざびえる本舗を訪ね、同
社の太田清利社長にお話をうかがいました。同社は、太田社長がもともと営業課長を務
めていた会社の事業を元社員7名で引き継ぐことになった会社で、大分銘菓として県民
の方々に親しまれている「ざびえる」などの製造・販売を手がけています。
太田社長です。
ざびえる本舗ホームページ >>>
もともと「ざびえる」を手がけていたのは菓子製造・販売の長久堂でした。しかし同社
は、2000年10月に自己破産してしまいました。
当時、55歳だった太田社長は、地元からの「ざびえる」を惜しむ声や取引先の社長の言
葉に背を押されて事業を引き継ぐことを決意し、元社員とともに新会社である「ざびえ
る本舗」を設立。半年後の2001年4月20日に「ざびえる」の再販売を開始しました。
現在では、長久堂が販売していた頃よりも販路を広げ、名実ともに大分銘菓として「ざ
びえる」を復活させています。
(銘菓「ざびえる」です。一口大で、小麦粉にバターをきかせた西欧風の皮の中に
純和風の白餡が詰められ、ラム酒につけ込まれたレーズンがほのかに香ります)
新会社を設立するにあたって、太田社長はどのように事業展開をしていったのか、詳し
くは4月1日発売予定の『ニュートップリーダー』4月号をご覧いただき、組織を生ま
れ変わらせるうえでのヒントを感じていただければ、幸いです。
太田社長はおだやかで、長久堂が自己破産さえしなければ会社を起こすようなタイプの
方ではなかったと拝察します。「ざびえる」を愛する気持ちと責任感がそれだけ強かっ
たのでしょう。「地元の応援があったからこそ復活できた」と太田社長はおっしゃいま
したが、大変僭越ながら、太田社長のお人柄と気持ちがあったからこそ、そうした地元
から応援を受けられたのではないかと思いました。
長時間にわたり、丁寧にお話をしてくださり、焼きたてのざびえるまでごちそうしてく
ださいました。
太田社長、ありがとうございました!
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2012年03月28日(水)更新
【編集部からのお題】⑦経営者にとっての「運」とは?
2012年03月28日(水)更新
【ブログピックアップ】八戸ニューシティホテル 谷口圭介さん
八戸はまだまだ真冬の寒さです。
2012年03月28日(水)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.08】愛知県立大学 與那覇潤准教授
【編集部・田中ガクの取材日記vol.08】愛知県立大学 與那覇潤准教授
「中国化する日本」(12.03.28)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』4月号掲載予定の「この人に訊く!」の取材で、
愛知県立大学日本文化学部歴史文化学科の與那覇潤(よなは・じゅん)准教授ににお話を
うかがいました。與那覇先生は、昨年11月に刊行された『中国化する日本』が話題となり、
注目を集める気鋭の若手歴史研究者です。西洋化やグローバル化とは実は、約1000年前、
中国・宋王朝が築いた社会構造に倣った「中国化」であり、日本がいままさに中国化しつ
つあるという斬新な歴史像を提示されています。
與那覇先生です。
與那覇先生のツイッター >>>
與那覇先生によれば、「中国化」とは尖閣諸島関連など今日の政治問題において、中国政
府のパワーに日本が屈するといった、中国脅威論的な内容ではなく、単純にいえば、日本
社会のあり方が中国社会のあり方に似てくることを意味するそうです。
1000年に及ぶ通史という大きな歴史の流れを、独特の新しい視座でとらえることで何が見
えてくるのかといえば、混迷を極める現在の日本の行く末を考えるためのヒントです。グ
ロバール化というものの実態や日本の成り立ちが、これまでの認識とは異なる形で見えて
くることでしょう。
詳しくは、4月1日発行予定の『ニュートップリーダー』4月号をご覧いただければと思
います。
與那覇先生は、今週末の3月31日(土曜深夜)にNHK Eテレで放映される、1970年生ま
れ以降の若手論客が集う新世代討論番組『ニッポンのジレンマ』にご出演されます。こと
しの正月深夜に放送された同番組の第1回は、大きな反響を呼んだといいますので、個人
的に番組の放送を楽しみにしています。
私(=田中)は與那覇先生と同い年で、しかも大学では先生と同様に日本史を専攻してい
ました。與那覇先生の師匠である教授が非常勤講師として私の大学で講義をもたれていて、
受講していた、というご縁があります。そうした方を誌面を通してご紹介できたことをと
ても嬉しく思います。
與那覇先生、ありがとうございました!
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2012年02月27日(月)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.07】株式会社黒壁 髙橋政之社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.07】株式会社黒壁 髙橋政之社長
「人情」(12.02.27)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』3月号掲載予定の特別記事「『楽しい町おこし』の
集客パワーに学ぶ」の取材で、滋賀県長浜市にある株式会社黒壁を訪ね、同社の髙橋社長
にお話をうかがいました。同社は1988年に設立された、官民による共同出資の会社です。
当初は、長浜のシンボルとして「黒壁」の愛称で親しまれていた明治期の建物が取り壊さ
れるの防ぐため、その建物の購入を目的に地元経営者有志が中心となって設立されました。
現在、三代目を務める髙橋社長は、金属加工を営む髙橋金属(滋賀県長浜市)の二代目で
あり、いまは会長職にあります。
髙橋社長です。
黒壁ホームページ >>>
髙橋金属ホームページ >>>
いまでは、毎年200万人前後の観光客が訪れ、黒壁スクエアと称されるJR長浜駅から北
東に広がる一帯は活気に満ちていますが、黒壁が建物を購入した当時は、午後の一時間で
「人が4人、犬が1匹」しか通らないほど寂れていたといいます。そうした状況から歴史性、
国際性、芸術性という3つのコンセプトで町おこしを手がけていった黒壁の取り組みにつ
いては、3月1日発行予定の『ニュートップリーダー』3月号をご覧いただければと思い
ます。
取材当日は、この冬一番の大雪に見舞われ、地元の方ですら、「これほど雪が降ったこと
は記憶にない」というほど。一晩で70~80センチほど雪が積もったように思います。町
中、雪かきに精を出す方たちであふれていました。
高橋社長は、そのお人柄から郷土愛がにじみ出ていることを感じました。悪天候の中、取
材に応じてくださり、この場をお借りして、御礼申し上げます。ありがとうございました!
そして、長浜の冬の風物詩「盆梅展」などを案内してくださった黒壁の田邊取締役にも厚
く御礼申し上げます。
(長浜のガラスを鉢としている盆梅です)
町中を歩いているとき、タクシーに乗車した際、皆さんがとても親しくしてくださいまし
た。髙橋社長の「長浜の町おこしには、市民の人情も活かされています」という言葉を強
く実感しました。
今回の取材では、雪の影響もあり、町を散策することができませんでしたので、次回は天
候がよいときに、ゆっくりと巡ってみたいと思います。
長浜市の皆さん、ありがとうございました!
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2012年02月24日(金)更新
【ブログピックアップ】J-GROUP 樋下茂さん
常に学ぶ姿勢をおもちであることがよくわかります。
同じように若くして経営者になった方々には、
非常に参考になるのではないかと思います。
2012年02月24日(金)更新
【編集部からのお題⑥】社員さんをどうやって元気づけていますか。
社員さんをどうやって元気づけていますか。
最新のニュートップリーダーの特集テーマは、
《「元気な会社」だから伸びる!》でした。
経営には戦略や戦術などの占める比重も高いですが、
一人ひとりの社員のがんばりが、
その遂行には欠かせません。
明るく元気にがんばる社員さんの多い会社は、
誰だって応援したくなる。
その差が、いまの時代、
気づくと大きな差になることがあると思うのです。
みなさんは、自社の社員さんを元気づけるため、
どのようなしかけ、しくみ、イベントを行なっていますか。
ぜひブログでお知らせください!
たい読者の方が一覧で目を通せますので、お手数ですが、該当記
事を、この記事に直接トラックバックくださるよう、お願いいた
します。
2012年02月24日(金)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.06】熊本県大阪事務所「くまスタ」チーム
【編集部・田中ガクの取材日記vol.06】熊本県大阪事務所「くまスタ」チーム
「くまモン」(12.02.24)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』3月号掲載予定の特別記事「『楽しい町おこし』の
集客パワーに学ぶ」の取材で、大阪市北区の梅田駅前に事務所を構える熊本県大阪事務所
を訪ねました。同事務所は、関西方面に本拠を構える企業の工場を熊本県へ誘致したり、
熊本県出身の方々の交流促進などをおもに手がける、熊本県庁の出先機関です。近年、関
西方面を中心に活動し、全国的にも知名度が高まっている熊本県のPRキャラクター「く
まモン」の活動も実行しています。
熊本県大阪事務所「くまスタ」チームの皆さんです。
「くまモン大阪出張紀行」(ブログ) >>>
くまモンのtwitter >>>
今回は、「くまモン」を活かした地域活性化で成果を挙げている熊本県が、どういった取
り組みを通じて、町おこしに関する活動を盛り上げていったのか、などについてお話をう
かがいました。詳しい内容は、3月1日発行予定の『ニュートップリーダー』3月号をご
覧いただければと思います。
「くまモン」の人気が高まったのは、様々な取り組みが奏功したためですが、取材を通じ
て、何より印象的だったのは、「くまスタ」チームの皆さんの明るさ、です。大変、僭越
なことですが、私自身が抱いていた公務員の方々に対するイメージとは、ずいぶんかけ離
れていました。チームの皆さんが楽しみながら、くまモンに関連する活動を日々行なって
おられるからこそ、くまモンは「ゆるキャラグランプリ」で第1位になるなど、活躍して
いるのだと感じました。そして、労力が分散しないよう「大阪で営業をしたこと」も大き
いのですね。
そうした楽しみながら仕事ができるというのは、一般の企業でもとても大切なことなのだ
と思いますし、こうした取材をさせていただくとこちらまでとても楽しい気分になります
(いつもつまらないと感じながら仕事をしているわけではありませんが・笑)。
取材当日は、イベントなどの仕事がなかったくまモンと挨拶、名刺交換をさせていただき、
今年度、くまモンは36パターンある名刺3万枚を配付するミッションに励んでおり、いた
だいた名刺はそのうちの1枚です。「熊本県の、バラマキ政策。(名刺だけど)」という
フレーズのものでした。
「くまスタ」チームの皆さん、楽しい取材を、ありがとうございました!
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