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【編集部・田中ガクの取材日記vol.12】ダイヤ工業 松尾正男社長

投稿日時:2012/05/22(火) 17:18rss

【編集部・田中ガクの取材日記vol.12】ダイヤ工業 松尾正男社長

 「自律的な組織風土」(12.05.22)

 

経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。

 

過日、月刊『ニュートップリーダー』5月号の特集「『自ら動く人材』が育つ会社の法則」の事例

の取材で、岡山市南区に本社を構えるダイヤ工業を訪ね、同社の松尾正男社長にお話をうかがいま

した。同社は、1963年設立。コルセットなどの医療用製品の製造・販売を手がけ、おもな顧客と

する接骨院の細かなニーズに応えて成長してきた、業界のフロントランナーといえる存在です。接

骨院は全国に約4万あるそうですが、同社はそのうちの約6割と取引があるといいます。

 

 

松尾社長です。

 

ダイヤ工業ホームページ >>>

 

同社のそうした実績を支えているのが、知識や技術の向上に励む社員たちの日々の努力です。たと

えば、接骨院の先生からの専門的な観点の問い合わせなどを受けることができるよう、社員の皆さ

んの発案で2年ほど前から有志15名ほどが週1回、就業前の1時間に自主的な勉強会を開催してい

ます。

 

自律的に学び、動く組織風土ができあがっている同社ですが、もちろん、自然にこうした組織がで

きあがっていったわけではありません。松尾社長が二代目として会社を引き継ぎ、先代が掲げた同

社の「我が社は顧客のニーズに応える医療用品の提供を通じて社会に貢献する」という経営理念の

大切さに気づかれ、その実現をめざして社内改革に取り組んだ結果なのです。詳しくは5月1日発

売の『ニュートップリーダー』5月号をご覧いただければと思います。

 

(同社のカスタマーサポート部門。自主的に勉強会を開催し、専門知識の習得に努めています)

 

今回の特集のテーマからは離れますが、取材の最後に松尾社長は自社について、「母性本能をくす

ぐる会社なのかもしれません」とおっしゃっていました。

 

医療用のコルセットを開発する際や、新たな販路を模索する際には、大手企業や政府機関、岡山県

庁など、様々なところが手をさしのべてくれるのだそうです。

 

取材中、自社について話をされる松尾社長は、とても楽しそうでした。自社が手がける新製品や方

向性などについても開けっぴろげに語ってくださいました。大変僭越ながら、松尾社長がそのよう

にトップとして各方面に対して情報発信をされているからこそ、様々な支援が舞い込んでくるので

はないかと、思った次第です。

 

お忙しいなかお時間を割いていただいた松尾社長に厚く御礼申し上げます。

ありがとうございました!


 

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