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2006年04月28日(金)更新

【明大生との毎週一問百答】今週もブロガーから熱い回答が!

経営者会報編集部の大西です。
久米信行さん明大講義に参加する学生さんからの質問」が、
大いに盛り上がっております。

今週は第2弾、第3弾と2つの質問を取り上げましたが、
トラックバックがそれぞれ5件、7件と寄せられております。
他にトラックバックを貼らずに回答をくださったブロガーもいらっしゃいまして、
みなさまの熱意に感動するとともに、改めて御礼を申し上げます。
詳しくは、4月24日の記事をご覧ください。

なお、ここでお詫びを申し上げなければなりません。
経営者会報ブログは、“経営層限定のサロン”であることを重視したため、
コメント&トラックバックは会員同士のみ可能、となっております。
このため、学生さんからの御礼コメントなどが書き込めない状態になっておりまして、
ブロガーおよび学生さんの双方に、あらぬ誤解を与えてしまいました。
大変、申し訳ありませんでした。

昨日配信したメルマガでもご案内しましたが、
コメント&トラックバックの開放を、各ブロガーのご判断にゆだねる方向で、
現在検討しております。できれば、ゴールデンウイーク明けの週半ばあたりから
実施する予定です。

昨日、久米さんの明大講義を聴講し、その後の懇親会にも出席してきましたが、
学生さんたちは、現役経営者の肉声を聞けることに、心から感激している様子でした。

来週以降も「一問百答」続けて参ります。
みなさまからの、温かくそして厳しい、愛情のこもった回答をお待ちしております!


(経営者会報編集部 大西啓之)

2006年04月28日(金)更新

【取材日記】vol.5 都市デザインシステム社長・梶原文生さん

 取材日記は「月刊 経営者会報」編集部員が、おもに中小企業の経営者の方への取材を通じて、感銘を受けたこと、ユニークな取り組みだと感じたことなどを綴るコーナーです。
 今回は、経営者会報5月号の特集記事「社会に貢献してこそ会社は生き残る」で取材させていただいた、都市デザインシステム社長・梶原文生さんにまつわるエピソードをご紹介します。

     ◇     ◇     ◇
 
 都市デザインシステムは、コーポラティブハウスという、設計やデザイン、施工で自由度の高い、都市型の集合住宅の企画から設計、コーディネートまで手がけています。
 
 同社では、創業時から最低でも利益の1パーセントは社会貢献に使うということを心がけ、近年では、同社だからこそできることで貢献していこうという方向にシフトしました。
 
 なんと2002年には、ベトナムのホーチミン市に、ストリートチルドレンのための施設、「ベトナム・キッズ・アース・ホーム」を、現地の建設業者やボランティア団体と協力して、造り上げてしまいました。ここでは現在、40名の子供たちが暮らしていて学ぶ場も用意されているそうです。
 下は、竣工なったキッズ・ホームで撮られた、パーティーに訪れた社員の皆さんと現地の子供たちとの記念写真です。
ベトナム・キッズ・ホーム
 
 家はあっても修学機会のない近隣の子供たちもここへ通って学ぶそうです。その数実に約160名といいます。
 
 詳しくは本誌記事をぜひご覧戴きたいと思いますが、こうした国境を越えた社会貢献活動は、社員の皆さんにもよい影響をもたらしているそうです。
 
 なぜ同社がこうした社会貢献に熱心なのかというと、社長の梶原さんが、そもそも、社会貢献活動をしたくて、高校生のときに起業を決意したことに始まっています。三つ上のお兄さんを、ご自身物心ついたくらいのときに交通事故で亡くした梶原さんは、ご両親の悲しみを感じながら成長され、子供が死ぬことほど悲しいことはないと考えるようになったそうです。
 
 最初は医者になろうと思ったそうですが、血を見るのが苦手な自分に気づいて、社会的に成功して、そのうえで貢献していこうと考えたとおっしゃいます。
 いま40歳の梶原さんは、20年以上もその思いを貫いてこられたわけで、これはすごいことだと思います。
 
 梶原さんは、そうした活動をしていることをまったく隠しません。協力者を常に求めておられるからです。
 「1社だけでは限界があります。賛同して、一緒にやってくださる経営者や企業が増えれば、それだけ大きなことができて、助かる子も増えますから」
 
 以前、実は盛んに社会貢献活動をしている某大企業のトップにお会いしたとき、その方は梶原社長とは反対に、あまり自社でしていることを表向きにしたがらない。その理由を聞きましたら、こうおっしゃっていました。
 「いいことっていうのは、あまり自分で言わないほうがいい。黙ってやっていれば、世間がいいほうに解釈してくれるからね」
 
 もちろん理由や動機がなんであれ、社会貢献をすることは素晴らしい、と思います。
 でも、自分の会社をよく思われたいという動機のその経営者と、梶原さんのように、ピュアな思いで、人にどう思われようと、困っている人を助けようと行動する方とでは、圧倒的に梶原さんを応援したくなるのは、私だけではないと思います。
 
 その梶原さん率いる都市デザインシステムは、この秋にオープンするテーマパーク「キッザニア東京」(http://www.kidzania.jp/)の運営会社にも出資しておられます。
 これはメキシコで成功した、子供たちのためのテーマパークで、子供たちに仕事の楽しさや自分の好きなこと、やりたいことを発見してもらうというものです。詳しくは上記URLをクリックしてみてください。
 
 
 ベトナムで家のない子供たちを救い、きょう食べるものがない、住む場所がないという国ではない日本においては、子供たちに夢を与える──。そんな梶原さんの夢は、将来、リタイアしたら、世界中の身寄りのない子を集められるだけ集めて、その子たちが生活し、学ぶ場も用意したドミトリーハウスを作ることだそうです。
 
 梶原社長はこうおっしゃいます。
 「将来その子たちが医師や実業家、政治家になって、その母国に貢献できたらいいなと思っているんです」
 
 微力ながら、同社と梶原社長を心の底から応援したいと思っています。

     ◇     ◇     ◇
 
■株式会社都市デザインシステム http://www.uds-net.co.jp/
■関連記事が「月刊 経営者会報」5月号に掲載されています

(編集部・酒井俊宏)



経営者会報5月号
*「月刊 経営者会報」は中小企業経営者の皆様のためのブレーンです。詳細・ご購読に関しては http://www.njh.co.jp/njs/keikai.htm をご参照ください。
                                    

2006年04月26日(水)更新

【ブログピックアップ】三元ラセン管工業社長・高嶋博さん

 「ブログピックアップ」のコーナーでは、日々、経営者の皆さんの書かれたブログを雑誌「月刊 経営者会報」編集部員が拝見し、お薦めのブログをご紹介していきます。

 きょうのお薦めブログは、三元ラセン管工業の高嶋博さんです。
 4月24日の日記から、一部ご紹介します。編集部で投げかけている『今週のお題』に沿って書いてくださいました。
 
 *      *      *
今週のお題「私が経営を忘れるこの瞬間」

45歳までは土曜日、日曜日と休みの日は早朝から夕方まで子どもたちとの野球に明け暮れ、仕事のことを忘れる時間がありましたが、子どもが少年野球を卒業し私も野球に行かなくなると
仲間はみなゴルフに熱中していきましたが、そんな気持にもなれず趣味のない私には仕事しかありませんでした。
休みも会社に出勤し仕事に明け暮れる毎日、それに売り上げは思わしくなく、家と会社の往復の生活が5年ほどすると、その結果ストレスから潰瘍性大腸炎という難病で3ヶ月の入院生活40日間何も食べることも出来ない点滴だけの毎日でしたが、それでも零細企業の悲しさ経営を任せられる人材がいないため妻が毎日会社から書類を病院まで運んでそこで妻に教える入院生活でした。

続きはこちら
……http://mitsumoto-bellows.keikai.topblog.jp/blog/125/10000376.html

 *      *      * 
 「仕事しかありませんでした」とおっしゃる高嶋さんが経営を忘れる瞬間とは……ぜひ上記「続きはこちら」のURLをクリックしてみてください。
 
 京都工芸の寺田さんも、4月22日のブログで書いておられますが(http://makasetaro.keikai.topblog.jp/blog/126/10000370.html)、経営者にとって、経営を忘れる瞬間は、さらなる活力ある経営へのステップにもなっているように思います。
 
 高嶋さんは、ラセン管からベローズへと、新商品へ活路を見出し、ISOも、コンサルタントを入れずに自らマニュアルを作成し、自社だけですべてを構築して取得に漕ぎ着けたといいます。並大抵のことではないと思いますし、そうした独立自尊の気概と他者へのいたわり、優しさに満ちた高嶋さんのブログは、多くの会員さん、読者の共感を呼ぶことと思います。
 
 高嶋さんはこの『経営者会報ブログ』の説明会(3月16日・於大阪)で、講師として体験記をお話しくださいました。その模様は、経営者会報5月号で「社長が語る 私のブログ体験記」として掲載させていただきました。本当にありがとうございました。この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。 
                          

(編集部・酒井俊宏)

2006年04月24日(月)更新

【明大生との毎週一問百答】続けて、質問第3弾です!

経営者会報編集部の大西です。
久米信行さん明大講義に参加する学生さんからの質問」の第3弾も
続けてご案内します。
せっかく6人の学生さんからエントリーがありましたので、
もう一名のご質問についても、取り上げてみたいと思います。

<質問>
理論からだけでは分からない、実際の経営を通して初めて知ったことや、
また体得できたものなどがありましたら教えてください。
(明治大学商学部・3年3組 33番・山口尚美さんより)


経営者会報ブロガーのみなさま、第2弾、第3弾のどちらか、あるいは両方に
ご回答をいただき、ぜひ、トラックバックを貼ってください。

何とぞよろしくお願い致します!

(経営者会報編集部 大西啓之)

2006年04月24日(月)更新

【明大生との毎週一問百答】質問第2弾です!

経営者会報編集部の大西です。
先週からスタートし、好評を博しております
久米信行さん明大講義に参加する学生さんからの質問」の第2弾が
届きましたので、お知らせします。
今回は、6人の学生さんからエントリーがありました。
そのうちの一つを選ばせていただきました。さっそくご紹介しましょう。

<質問>
経営者として、人を雇い入れる場合、
その人のどこに着目して選びますか?
(明治大学商学部 大滝 浩司さんより )


前回同様、我こそはとお考えのブロガーの方は、さっそく質問にお答えいただくとともに、
ぜひ、この記事にトラックバックを貼っていただければと思います。
なお、久米さんの「2006講義ブログ」もあわせてご参照ください。

今回も、みなさまからの、熱いコメントをお待ちしております!

(経営者会報編集部 大西啓之)

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【明大生との毎週一問百答】今週もブロガーから熱い回答が!
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