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2010年05月11日(火)更新

【明大生との毎週一問百答】第195弾は「社員に持っていて欲しい信念」について

いつもお世話になっております。
経営者会報ブログ編集部の田中学です。

『もしドラ』の愛称で知られ、公式ツイッターによると50万部を超えたという
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
を数か月前に読みました。

競技は違えど、体育会系として育った私は、
主人公が所属する野球部に一体感が生まれ、
徐々に強くなっていく過程にのめり込みました。
クライマックスでは思わず感極まってしまいましたが、
喫茶店で読んでいたため、涙をこらえるのに必死……。

「甲子園出場」というチームの大目標を掲げながらも、
関係者・地域などにも貢献するという「信念」を持って成長を目指していく、
それもドラッカーの『マネジメント』を紐解きながらーー。
実際に高校生がこのようなことをするのは難しいでしょうが、
実は多くの人が経験したいと感じていることなのではないでしょうか。

今週は、「社員に持っていて欲しい信念」についての質問です。

〈質問〉----------------------------------------------------

 自社の社員一人ひとりに心掛けて欲しいこと、
 信念として持っていて欲しいことは何ですか?

       (明治大学商学部 大谷竜輝さん)

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これは、社員教育の範疇に入る質問かも知れません。
ただ、ビジネスマナーやスキルといった習得すべきものではなく、
社員が一社会人として働き、仕事を通して成長するための源泉になるものを
経営者の方々はどのようにお考えになっているのか、という問いになると思います。

先の『もしドラ』では、「関係者・地域への貢献」という「信念」が
野球部員たちに「自分たちが何ができるか」ということを考えさせ、
最短コースで事を成すための工夫を生み出させていました。

人は「信念」を持つと、加速度的に成長していくのだろうと思います。
そして、「信念」が共有されることでチームに強力な一体感を
生み出していくことも学びました。

会社組織の中では、「信念」を社是社訓として示していることもあるでしょう。
もしくは、朝礼等で日々、社員に伝えているという方もいらっしゃるかもしれません。
経営者として社員にどのようなことを伝えているかを綴っていただければと思います。

あわせて、「信念」を伝えるための工夫などもありましたら、ご教示ください。


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