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編集部からの『お題』や、明大生と経営者の『一問百答』など、記事のテーマや大切なお知らせをお届けします!
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2012年05月23日(水)更新
【編集部・田中ガクの取材日記・番外編】虎鯖をめぐる旅・1
【編集部・田中ガクの取材日記・番外編】虎鯖をめぐる旅・1
「岡山編」(12.05.23)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
過日の岡山への取材の帰路、岡山駅前にある髙島屋を訪ねました。
経営者会報ブロガーである八戸ニューシティホテルの谷口常務、板長にお目にかかるためです。
同店で催事に出店中だった板長には事前に来訪を伝えずに、虎鯖ブースの前に足を運ぶと、板長は
目を点にして、「はぁ~、なんであんたがここにいるの~」といいながらも、お忙しいなか、いろ
いろとお話をしてくださいました。そして、虎鯖ブースを担当していた売り子さんには、「こんな
ところまで板長を追いかけてくるなんて、完全にストーカーですね」と言われました(笑)。
(髙島屋岡山店で催事に出店中の板長・谷口常務と虎鯖のブース)
はい。自分自身でも明らかに、そうなのだと思います。出張の際に、近くで板長が出店中であれば、
可能な限り、追いかけていきたいと思います! 私の虎鯖をめぐる旅は続きます。さて、次はどこ
で板長にお目にかかれるか、楽しみにしています。
板長、驚かせて申し訳ございません。同日、購入しました虎鯖もおいしく頂戴しました。ありがと
うございました!
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2012年05月22日(火)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.12】ダイヤ工業 松尾正男社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.12】ダイヤ工業 松尾正男社長
「自律的な組織風土」(12.05.22)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
過日、月刊『ニュートップリーダー』5月号の特集「『自ら動く人材』が育つ会社の法則」の事例
の取材で、岡山市南区に本社を構えるダイヤ工業を訪ね、同社の松尾正男社長にお話をうかがいま
した。同社は、1963年設立。コルセットなどの医療用製品の製造・販売を手がけ、おもな顧客と
する接骨院の細かなニーズに応えて成長してきた、業界のフロントランナーといえる存在です。接
骨院は全国に約4万あるそうですが、同社はそのうちの約6割と取引があるといいます。
松尾社長です。
ダイヤ工業ホームページ >>>
同社のそうした実績を支えているのが、知識や技術の向上に励む社員たちの日々の努力です。たと
えば、接骨院の先生からの専門的な観点の問い合わせなどを受けることができるよう、社員の皆さ
んの発案で2年ほど前から有志15名ほどが週1回、就業前の1時間に自主的な勉強会を開催してい
ます。
自律的に学び、動く組織風土ができあがっている同社ですが、もちろん、自然にこうした組織がで
きあがっていったわけではありません。松尾社長が二代目として会社を引き継ぎ、先代が掲げた同
社の「我が社は顧客のニーズに応える医療用品の提供を通じて社会に貢献する」という経営理念の
大切さに気づかれ、その実現をめざして社内改革に取り組んだ結果なのです。詳しくは5月1日発
売の『ニュートップリーダー』5月号をご覧いただければと思います。
(同社のカスタマーサポート部門。自主的に勉強会を開催し、専門知識の習得に努めています)
今回の特集のテーマからは離れますが、取材の最後に松尾社長は自社について、「母性本能をくす
ぐる会社なのかもしれません」とおっしゃっていました。
医療用のコルセットを開発する際や、新たな販路を模索する際には、大手企業や政府機関、岡山県
庁など、様々なところが手をさしのべてくれるのだそうです。
取材中、自社について話をされる松尾社長は、とても楽しそうでした。自社が手がける新製品や方
向性などについても開けっぴろげに語ってくださいました。大変僭越ながら、松尾社長がそのよう
にトップとして各方面に対して情報発信をされているからこそ、様々な支援が舞い込んでくるので
はないかと、思った次第です。
お忙しいなかお時間を割いていただいた松尾社長に厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました!
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2012年04月02日(月)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.11】旭電機化成 原守男専務
【編集部・田中ガクの取材日記vol.11】旭電機化成 原守男専務
「経営者勉強会」(12.04.2)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』4月号掲載の「経営者会報ブロガーレポート」の取
材で、大阪市東成区に本社を構える旭電機化成を訪ね、同社の原守男専務が主宰する経営
者同士の勉強会「原塾」に特別参加させていただきました。勉強会についてのお話をうか
がった際の模様は、こちらをご覧ください。 >>>
今回は、実際に勉強会の末席をけがし、どのようなやりとりが行なわれているのかを、改
めて体験させていただきました。
勉強会の様子です。
旭電機化成ホームページ >>>
当日は、原専務を含め合計7名の経営者の方々が参加されました。コーディネーター役の
原専務が話をリードして勉強会が進んでいくなかで、他の皆さんが疑問に感じたことや気
づきを得たことなどを積極的に発言します。そうすることで、他の方も意見を発するよう
になり、議論が深まっていきました。
一つひとつのことに対して、立ち止まって皆で考えていくスタイルであり、こうした経営
者同士の勉強会に初めて参加させていただきましたが、とても実践的な会だと感じました。
詳しくは、『ニュートップリーダー』4月号をご覧いただければと思います。
原専務が、『ニュートップリーダー』の記事について、ブログを綴ってくださっています。
>>>
当日、参加された経営者の皆様(順不同)
・オークマ工塗 大熊重之社長
弊誌2012年1月号「キラリと光るスモールカンパニー」にご登場いただいた塗装業を手
がける会社です。
・ケンテック 川端健一社長
真空熱処理・無産化処理・各種熱処理・ファインコーティングVC・機械加工を手がける
会社です。
・田代珈琲 田代和弘社長
コーヒー豆の海外直輸入・自家焙煎・販売を手がける会社です。
・カーレ 泉一子社長
インテリアデザイン・リフォームを手がける会社です。
・リーガルアシスト 西村介延代表
社会保険労務士事務所で、西村代表は当会のブロガーの方です。
・オペラ歌手 野村ゆみ氏
アルトからコロラトゥーラソプラノまで歌いこなせる音域の広さを持ち、ボイストレー
ニングにも定評のあるオペラ歌手さんです。
(勉強会終了後、オペラ歌手の野村ゆみ氏に個別アドバイスをする原専務)
経営者の方がいま、どういったことを考えているのか、といったこともうかがい知ること
ができ、私自身、とても勉強になる機会でした。原専務はじめ、参加された経営者の皆様
に厚く、御礼申し上げます。ありがとうございました!
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2012年03月30日(金)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.10】杉野ゴム化学工業所 杉野行雄社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.10】杉野ゴム化学工業所 杉野行雄社長
「江戸っ子1号」(12.03.30)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』4月号掲載予定の「キラリと光る スモールカン
パニー」の取材で、東京都葛飾区に本社を構える、杉野ゴム化学工業所を訪ね、同社の
杉野行雄社長にお話をうかがいました。同社は、創業1956年、おもに工業用のゴム製
品の開発・製造を手がける会社です。米国の3M社や国内大手製造業などからの開発を
請け負うなど、ゴム製品業界ではその名が知られている同社ですが、現在、とてもユニ
ークな取り組みを進めており、注目を集めています。その取り組みとは、東京と千葉の
中小企業同士で連携して世界初となる商業深海探査機の開発プロジェクトの展開です。
杉野社長です。
杉野ゴム化学工業所ホームページ >>>
「江戸っ子1号」と名付けられた深海探査機は、水深8000メートルの水圧にも耐え、
海底の様子を撮影したり、その泥を採取するといいます。しかも、価格は1台200万~
400万円を想定しており、運用コストも低額です。周囲を海に囲まれる日本には、豊富
な海洋資源がありますので実際に運用が始まれば、多くの貴重な発見をもたらしてくれ
るのではないかと思います。
詳しくは、4月1日発売予定の『ニュートップリーダー』4月号をご覧いただければと
思います。
(試験機に搭載されるガラス球。水深8000メートルの水圧にも耐えるそうです)
深海探査機の開発プロジェクトは、一度、頓挫しそうになるなど、杉野社長は大変な苦
労を重ねられたそうです。苦労を乗り越え、ついに試験機の耐圧テストを間近に控えた
なかでの取材でした。お忙しいなかお時間を割いていただいた杉野社長に厚く御礼を申
し上げます。
実際にお話をうかがい、日本の将来において大きな可能性を切り開く取り組みであると
感じました。大変僭越ながら、杉野社長が開発プロジェクトについて語るときの嬉々と
した表情が、とても印象的でした。楽しんでおられるからこそ、困難なプロジェクトで
あっても推し進めていくことができるのでしょう。
杉野社長、ありがとうございました!
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2012年03月29日(木)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.09】ざびえる本舗 太田清利社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.09】ざびえる本舗 太田清利社長
「銘菓ざびえる」(12.03.29)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』4月号掲載予定の「特集・わが社はこうして生ま
れ変わった」の事例の取材で、大分県大分市に本社を構える、ざびえる本舗を訪ね、同
社の太田清利社長にお話をうかがいました。同社は、太田社長がもともと営業課長を務
めていた会社の事業を元社員7名で引き継ぐことになった会社で、大分銘菓として県民
の方々に親しまれている「ざびえる」などの製造・販売を手がけています。
太田社長です。
ざびえる本舗ホームページ >>>
もともと「ざびえる」を手がけていたのは菓子製造・販売の長久堂でした。しかし同社
は、2000年10月に自己破産してしまいました。
当時、55歳だった太田社長は、地元からの「ざびえる」を惜しむ声や取引先の社長の言
葉に背を押されて事業を引き継ぐことを決意し、元社員とともに新会社である「ざびえ
る本舗」を設立。半年後の2001年4月20日に「ざびえる」の再販売を開始しました。
現在では、長久堂が販売していた頃よりも販路を広げ、名実ともに大分銘菓として「ざ
びえる」を復活させています。
(銘菓「ざびえる」です。一口大で、小麦粉にバターをきかせた西欧風の皮の中に
純和風の白餡が詰められ、ラム酒につけ込まれたレーズンがほのかに香ります)
新会社を設立するにあたって、太田社長はどのように事業展開をしていったのか、詳し
くは4月1日発売予定の『ニュートップリーダー』4月号をご覧いただき、組織を生ま
れ変わらせるうえでのヒントを感じていただければ、幸いです。
太田社長はおだやかで、長久堂が自己破産さえしなければ会社を起こすようなタイプの
方ではなかったと拝察します。「ざびえる」を愛する気持ちと責任感がそれだけ強かっ
たのでしょう。「地元の応援があったからこそ復活できた」と太田社長はおっしゃいま
したが、大変僭越ながら、太田社長のお人柄と気持ちがあったからこそ、そうした地元
から応援を受けられたのではないかと思いました。
長時間にわたり、丁寧にお話をしてくださり、焼きたてのざびえるまでごちそうしてく
ださいました。
太田社長、ありがとうございました!
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