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2012年10月18日(木)更新

【学生・社会人との毎週一問百答】第262弾は「本当にやりたいこと」について

いつもお世話になっております。

経営者会報ブログ編集部の田中学です。

 

先日、当会と連動する『ニュートップリーダー』の取材で、NPO法人G-net秋元祥治

代表理事にお目にかかりました。同NPOは、岐阜を拠点に、愛知、三重のおもに地場産

業、伝統産業を営む企業に半年にわたる長期インターンシップを展開することを通じて

地域活性化に取り組んでいます。

 

やる気のある学生を企業とマッチングしてインターン生として送り込み、学生は場合に

よっては経営者の“右腕”のように、商品開発や販促活動などにあたります。それが新規

事業のテストマーケティングや地域の企業間の連携を生み出し、新商品の開発や販路開

拓など着実に実績となって表われており、注目を集めています。受け入れ先の企業にそ

のまま就職するインターン生も5%ほどに上るそうです。

 

「地方でやるからこそ意義がある」という秋元氏と同NPOの活動に、持続的な地域活性

化の一つのあり方が示されていると感じました。詳しくは11月1日発売予定の『ニュー

トップリーダー』11月号をご覧いただければと思います。

 

 

それでは、今週の質問を紹介いたします。

今回は、「本当にやりたいこと」についてです。

 

※私のツイッターアカウント@gakutanakaで当コーナーへの質問を受け付けています♪

 

〈質問〉----------------------------------------------------

 

 自分がやりたいことだと思っていたことが揺らいだり、たくさんやりたいことが

 出てきたとき、どのように心を整理し、行動しましたか?

 

           (明治大学商学部 水谷ななみさん)

水谷さんのブログ:大人になってしまったあなたに、水谷ななみの「胸キュン」セラピー。

 

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「もともと、町中を明るくするような広告をつくる仕事をしたいと思い、商学部に入り

ました。しかし、たくさんの授業を受け、いろいろな人に会う中で考え方が変わり、環

境に配慮しながらも効率的でかっこいいと思われる農業や、地域の人とのつながりを重

視する地域活性化、あるいはソーシャルビジネスなど、たくさんのことに興味をもちす

ぎて、就職活動を控え、何が本当にやりたいことなのかわからなくなってしまいました」

 

上のように質問の趣旨を説明してくれた水谷さんですが、察するに、水谷さんの根底に

は人々を明るくしたり、盛り上げるような仕事に携わりたいという気持ちがあるように

感じます。

 

どのような仕事に就いたとしても、水谷さんは自身の希望を叶えることができるのかも

しれませんが、盛り上げたいという気持ちを強くもち日々を過ごしているからこそ、魅

力的な人々に多く会ったために、選択肢がが増えてしまって迷いが生じているように思

います。そんな水谷さんに経営者の皆さまから体験を踏まえてアドバイスを頂戴できれ

ば、幸いです。

 

 

大変お手数をおかけしますが、質問にお答えいただく際には、

ぜひ、この記事にトラックバックを張っていただければと存じます。

 

また、外部の方からのコメントやトラックバックも原則として開放して

おります。学生さんをはじめ、読者の方からのご意見もお待ちしております。