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2012年10月16日(火)更新

【編集部からのお題】⑰「やっておいてよかった」と思った修業時代の経験は?

編集部からのお題⑰
社長になってから「やっておいてよかった」と思った修業時代の経験は?
 
 
 
いかに優秀な経営者といえども、
最初から「なにごとも思うようにできた」という人は
滅多にいないでしょうし、
その業界に精通したり、営業やものづくりの勘どころを学ぶうえでも、
「下積み」や「修業時代」というものを誰しももっていることと思われます。
 
みなさまはいかがでしょうか。

おそらく「あのとき苦しんでよかった」
「当時は無駄だと思ったが、あの経験をしていてよかった」といった
ご経験がおありなのではないかと思います。
 
他の経営者のかたはもちろん、若いビジネスマン、学生さんにも
おおいに参考になると思います。

ぜひ、ブログで綴ってみてください。
 


*ご自身のブログでお書きになった方は、みなさまの記事を読み
たい読者の方が一覧で目を通せますので、お手数ですが、該当記
事を、この記事に直接トラックバックくださるよう、お願いいた
します。
 

2012年10月16日(火)更新

【ブログピックアップ】三元ラセン管工業 高嶋博さん


「ブログピックアップ」では、経営者のみなさんの書かれたブログの中から
お薦めのブログをご紹介しています。
 
今回のお薦めブログは、三元ラセン管工業高嶋博さんです。
 
*      *      *
 
創業当時は会社の周りはほとんどが工場だったが、次々と町工場がなくなり
11階建てと4階建てのマンションが建ち、
そのうちに6階建ての建設会社が倒産し建売住宅に変わり、
我社の周りは住宅に変わってしまいましたが、
我社の隣のコーヒー屋さんと建設会社だけが去年までは残っていました。
 
それがこの景気で去年の暮れに建設会社がなくなり、
唯一残っていたコーヒー屋さんも喫茶店が年々なくなって行くため
とうとう今年の5月に縮小して
移転してしまいました。
 
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■三元ラセン管工業 ホームページはこちら >>>
 

 
*      *      *
 
時代の流れといえばそれまでですが、昨今、大阪や東京の下町は、
いっそう再開発や都市化が進んでいるようです。
工場が点在していて、喫茶店や食堂があちこちにあったりする町が
個人的にも好きなので、とても残念です。
 
町の中の工場は、それ自体、日本のものづくりの象徴であると思います。
私の尊敬する、神戸国際大学の中村智彦先生によれば、
都市部の工場は、このような住宅地化の波と、
条例などによる規制で拡張ができにくくなっていることから、
その土地でがんばり続けるのが難しくなっているそうです。
 
町工場は、日本の誇りといっても過言ではないと思います。
幼い頃、私の住む田舎町(茨城県ひたちなか市)でも、
あちこちに鉄工所などが点在していて、鉄くずの匂いや、
ものを加工する音が響いていて、工場を覗いたりするのが好きでした。
 
私自身、直接そうしたものづくりに携わることはありませんでしたが、
町中に工場があることで、ものづくりを身近に感じ、
興味をもつ子供たちも多かったと思います。

その意味でも三元ラセン管工業さんのような「町工場」が
町に存在する意味は大きい。

ぜひ、いつまでも、がんばっていただきたいと思います。
 
 
(編集部・酒井俊宏)
 


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