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2011年06月20日(月)更新

【学生・社会人との毎週一問百答】第235弾は「田舎の活性化」について

いつもお世話になっております。

経営者会報ブログ編集部の田中学です。

 

先週の久米さんの明大講義は、日本財団(港区・赤坂)で開催されていたTシャツ・アート

会場で、デザイナー・クリエイターさんたちのお話を聞く課外講演でした。この課外講

演は、今年で3度目、私は昨年に引き続き参加させていただきました。

 

 











 













 

今回は「3.11」を通じて感じたこと、行動したこと、10年後の自分自身などをテーマにお

話が進められました。皆さん、功成り名を遂げられたデザイナーですが、次へのステップの

ために、日々スケッチなどの自身を形づくる原点となる作業をくり返すことで、普段からチ

ャンスをつかむための努力、準備を怠らずに続けている、というお話にプロとしての意識の

高さを感じました。

講演の模様を動画で見ることができます

 

※ご登壇いただいたデザイナーさん

AKIKO TAKEMOTOさん

TETSUさん

Keithさん

 

Tシャツ・アート展の概要についてはこちら

7月2日から16日まで、東京・青山で展示会(2nd stage)が開催されます。

Tシャツはインターネット経由で販売されており、売上の一部が寄附金として東日本大震災

への「支援金」として寄附されます。「“支援金”と義援金の違いについてはこちら

 

 

それでは、今週の質問を紹介します。

今回は、「田舎の活性化」についてです。

 

※私のツイッターアカウント@gakutanakaで当コーナーへの質問を受け付けています♪

 

⟨質問⟩----------------------------------------------------

 

 自然しかない田舎を活性化させるには

 どうすればよいか、お知恵を貸してください!

 

           (明治大学商学部 中脇 隆介さん)

 中脇さんのブログ「こんにちは! 高知・西土佐です! ~『地産外消』田舎から世界へ~

 

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質問者の中脇さんは、質問の意図を次のように説明してくれました。

 

「私は高知県の田舎(旧・西土佐村、現・四万十市)の出身です。そこは、日本最後の清

流と呼ばれている『四万十川』が流れるところですが、有名なものといえば、その四万十

川くらいしかありません。農業は盛んで、『ふるさと市』という市場で地元の特産品や野

菜、米などを販売していますが、いまひとつ地元の活性化につながっていません。私は田

舎を活性化するべくブログで情報を発信し、地元の特産品や野菜、米を広く販売していく

『地産外消』を進め、生まれ育った地元に恩返しをしたいと強く思っています。活性化の

よい手段、方法、成功例などがあれば教えてください」

 

地域活性化がめざすことは、多くの人々に認知されるブランドづくりといえ、それは企業

が実践していることと相通じることではないでしょうか。経営者の皆さんが、自社ブラン

ドを確立するために日々行なわれていることが、中脇さんの目標の直接的なヒントになる

と思います。ぜひ、中脇さんにご助言をいただければ幸いです。

 

 

大変お手数をおかけしますが、質問にお答えいただく際には、

ぜひ、この記事にトラックバックを張っていただければと存じます。

 

また、外部の方からのコメントやトラックバックも原則として開放して

おります。学生さんをはじめ、読者の方からのご意見もお待ちしております。