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2012年02月27日(月)更新
【編集部・田中ガクの取材日記vol.07】株式会社黒壁 髙橋政之社長
【編集部・田中ガクの取材日記vol.07】株式会社黒壁 髙橋政之社長
「人情」(12.02.27)
経営者会報ブログ編集部、そして月刊『ニュートップリーダー』編集部の田中ガクです。
先日、月刊『ニュートップリーダー』3月号掲載予定の特別記事「『楽しい町おこし』の
集客パワーに学ぶ」の取材で、滋賀県長浜市にある株式会社黒壁を訪ね、同社の髙橋社長
にお話をうかがいました。同社は1988年に設立された、官民による共同出資の会社です。
当初は、長浜のシンボルとして「黒壁」の愛称で親しまれていた明治期の建物が取り壊さ
れるの防ぐため、その建物の購入を目的に地元経営者有志が中心となって設立されました。
現在、三代目を務める髙橋社長は、金属加工を営む髙橋金属(滋賀県長浜市)の二代目で
あり、いまは会長職にあります。
髙橋社長です。
黒壁ホームページ >>>
髙橋金属ホームページ >>>
いまでは、毎年200万人前後の観光客が訪れ、黒壁スクエアと称されるJR長浜駅から北
東に広がる一帯は活気に満ちていますが、黒壁が建物を購入した当時は、午後の一時間で
「人が4人、犬が1匹」しか通らないほど寂れていたといいます。そうした状況から歴史性、
国際性、芸術性という3つのコンセプトで町おこしを手がけていった黒壁の取り組みにつ
いては、3月1日発行予定の『ニュートップリーダー』3月号をご覧いただければと思い
ます。
取材当日は、この冬一番の大雪に見舞われ、地元の方ですら、「これほど雪が降ったこと
は記憶にない」というほど。一晩で70~80センチほど雪が積もったように思います。町
中、雪かきに精を出す方たちであふれていました。
高橋社長は、そのお人柄から郷土愛がにじみ出ていることを感じました。悪天候の中、取
材に応じてくださり、この場をお借りして、御礼申し上げます。ありがとうございました!
そして、長浜の冬の風物詩「盆梅展」などを案内してくださった黒壁の田邊取締役にも厚
く御礼申し上げます。
(長浜のガラスを鉢としている盆梅です)
町中を歩いているとき、タクシーに乗車した際、皆さんがとても親しくしてくださいまし
た。髙橋社長の「長浜の町おこしには、市民の人情も活かされています」という言葉を強
く実感しました。
今回の取材では、雪の影響もあり、町を散策することができませんでしたので、次回は天
候がよいときに、ゆっくりと巡ってみたいと思います。
長浜市の皆さん、ありがとうございました!
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