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2011年07月05日(火)更新
【学生・社会人との毎週一問百答】第237弾は「経営者にとっての読書」について
いつもお世話になっております。
経営者会報ブログ編集部の田中学です。
先日、弊誌と連動する『ニュートップL.』7月号の「この人に訊く!」の取材で、上智
大学の鬼頭宏教授に、お話をうかがいました。鬼頭教授は、歴史人口学の第一人者とし
てご活躍で、近刊に『2100年、人口3分の1の日本』があります。
現在、人口減少期に入っている日本では、将来を悲観するような意見も散見されますが、
鬼頭教授によると、これまで日本には歴史上、現代を含め、少なくとも4回の人口減少
期があったといいます。つまり、いままでの減少期はすべて乗り越えてきたということ。
当時を生きていた人々に減少期を乗り越えるという意識はなかったでしょうが、その時
期というのは、文化が花開く時代でもあったともいいます。直近の減少期は、江戸時代
後期であり、俳句や川柳が大衆レベルで楽しまれ、伊勢参りや富士講などのレジャーも
活発でした。生活を豊かに、人生を楽しく過ごすため、当時の人々は様々な工夫を凝ら
していたのでしょう。そして、その力が知らず知らず、世の中を次代へと推し進めてい
ったのだと思います。
人口減少は、たしかに大変な事態ですが、歴史の流れのなかでは必然と見ることができ
るのかもしれません。ただただ、その結果だけをとらえて一喜一憂するのではなく、人
々が日々の営みのなかで、目の前の問題を解決していこう、そして皆が豊かになること
を思い、行動することが、何よりも大切なのだと感じた取材でした。
それでは、今週の質問を紹介します。
今回は、「経営者にとっての読書」についてです。
※私のツイッターアカウント@gakutanakaで当コーナーへの質問を受け付けています♪
〈質問〉----------------------------------------------------
経営者にみなさんにとって、「読書」とは何ですか。
(明治大学商学部 尾崎彩夏さん)
尾崎さんのブログ:あいまいme.japan
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質問者の尾崎さんは、質問の意図を次のように説明してくれました。
「私は読書が大好きです。速読や並列読みに関する本を読んでは、読書が人に与える
影響などについても考えています。私とは立場の異なる経営者のみなさんが読書をど
のようにとらえていらっしゃるのか、とても興味があり質問をさせていただきたく思
います。さしつかえなければ、『どのくらいの期間で何冊くらいの本を読むのか』
『本を選ぶ時のポイントや好きなジャンル』などについてもお教えいただければうれ
しいです」
読書には、人それぞれに目的や楽しみ方があるでしょう。人の本棚を目にすると、勉
強のため、趣味としてなど、その目的も個々人により様々であることがわかります。
一方で、その選書からその人に通底する思いのようなものを感じとれるときもあり、
人の読書体験を垣間見ることはとても刺激に満ちあふれることだと思います。
経営者のみなさんのなかには、日々お忙しい仕事の合間にも数多くの本に目を通され
ているいる方が多いと思います。少し抽象的な質問ですが、みなさんが読書に見出す
意味をお教えいただきたく思います。学生さんたちのために、読書をする意味をわか
りやすく教えてくれるオススメの本などがありましたら、あわせてご教示ください!
大変お手数をおかけしますが、質問にお答えいただく際には、
ぜひ、この記事にトラックバックを張っていただければと存じます。
また、外部の方からのコメントやトラックバックも原則として開放して
おります。学生さんをはじめ、読者の方からのご意見もお待ちしております。
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