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2011年11月16日(水)更新
【学生・社会人との毎週一問百答】第250弾は「家業を継ぐこと」について
いつもお世話になっております。
経営者会報ブログ編集部の田中学です。
先日、当会と連動する『ニュートップL.』12月号「この人に訊く!」の取材で、千利休に
端を発する茶道を代々引き継いでいる、武者小路千家次期家元の千宗屋(せん そうおく)
さんにお話をうかがいました。
2003年、15代目の次期家元として27歳の若さで、後嗣号「宗屋」を襲名された千さんは、
文化庁の文化交流使に指名され、08年7月から約1年、ニューヨークを拠点に世界各地で講
演や茶会を開き、茶の湯の文化を世界に向けて発信されています。世界的に活躍される杉本
博司さんや村上隆さんといった現代美術家とコラボレーションするなど、従来の枠を越えた
活動に取り組み、注目を浴びています。
「茶道」というと作法などに厳しいというイメージを抱く方も多いかと思いますが、千さん
は、お茶とは暮らしに寄り添うものとして自然な形で取り込むものであり、むしろ日本の方
々に茶の湯の文化を知ってもらいたい、とおっしゃいます。そういった思いを抱くようにな
った背景などを、言葉を選びながら丁寧に話してくださり、やさしいお人柄であることを肌
で感じるとともに、私自身、お茶の世界をのぞいてみたいという思いを強く抱きました。
詳しくは、12月1日発行予定の12月号をご覧いただければと思います。
それでは、今週の質問を紹介します。
今回は、「家業を継ぐこと」についてです。
※私のツイッターアカウント@gakutanakaで当コーナーへの質問を受け付けています♪
〈質問〉----------------------------------------------------
私の父は中小零細の不動産業を営んでいますが、私は不動産に興味がなく、
業界としても今後の動向に期待がもてません。家業を継ぐことについて
経営者の皆さんはどう思われるか、教えてください。
(明治大学商学部 大谷彰さん)
大谷さんのブログ:笑顔の展覧会東京スタッフ大谷彰の架け橋ブログ
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前回に続き、大谷さんの質問を取り上げさせていただきます。経営者を親にもつ大谷さん
ですが、家業について、ポジティブにとらえていないようです。
ただ、世の中には、大谷さんと同じような状況だったにもかかわらず、しかも突然に親か
ら事業を引き継ぐことになった方が、会社の規模を大きくしたり、新たな事業を起こして
成長していく、といった事例も数多くあるでしょう。
仮に、大谷さんが親の事業を継ぐことになったとしたら、経営者としてどういった心持ち
で臨めばよいのでしょうか。とくに、親から事業を引き継がれた方には、経営者になると
決心された頃を振り返っていただきながら、大谷さんにアドバイスをいただければと存じ
ます。
大変お手数をおかけしますが、質問にお答えいただく際には、
ぜひ、この記事にトラックバックを張っていただければと存じます。
また、外部の方からのコメントやトラックバックも原則として開放して
おります。学生さんをはじめ、読者の方からのご意見もお待ちしております。
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